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6.夜のシャンゼリゼへ

さあ、夜の街に食事に出かけよう。

お腹を減らすために凱旋門に登りに行こう、と言う事になり、家から歩いて出かけました。凱旋門までは、徒歩で10分ぐらい。近づくと、「ドカーン・ドカーン」と大きな音がします。なにやら、騒がしい、大きなスクリーンが立てられ、テレビが映っています。

大砲の音だったのです。シャンゼリゼ通りは通行止め、人々の行列が続いてます、道端には人垣。当然、凱旋門などには登ることは出来ません。
「何だ、何だ。。何が起こってるのか?何をやってるの?」

フランス パリ 休戦記念日 フランス パリ 休戦記念日

フランスの祝日はキリスト教に関わりのあるのを除くと、

 1月1日:元旦

 5月1日:メーデー

 5月8日:第二次世界大戦終戦記念日

 7月14日:革命記念日

 11月11日:第一次世界大戦休戦記念日

 12月25日:クリスマス

なのです。今日は11月11日、第一次世界大戦の休戦記念日だったのです。シャンゼリゼ通りを行進する人々は当時の服装をして行進しています。

1918年11月11日に第一次世界大戦の休戦協定が連合国とドイツ帝国の間で締結されました。休戦協定は11月11日午前5時(GMT)に同意され、パリ時間の午前11時発効しました。有名になった、「11月11日11時」です。

今の日本で終戦記念日の8月15日に、このような行進を、銀座晴海通りや大阪御堂筋で行ったら、どうなるだろう?
国の内外で反発の嵐が起こるだろうなあ、なんて思いながらも、
「負ける戦争をしたらあきません。」
「戦争をやるなら勝たなきゃあきません。」
「負ける戦争を指導した人達は、本当に罪深いと思いますよ。」
「いつ、何時、戦争の火の粉が降りかかって来るかもしれない世の中になって来てるので、勝てるかどうかのシミュレーションはしっかりとしておくべきです。」
この行進を見ていると、戦後生まれ世代ですが、色々な思いが頭の中を駆け巡ります。

花のシャンゼリゼ通りをウィンドウショッピングをしながら、晩飯のムール貝屋さんへ。。。

  フランス パリ ルイヴィトン本店

ルイヴィトン本店のクリスマス用のディスプレイです。華やかで、本当に綺麗です。

さて、本日の晩飯はここ、ベルギーが本店のムール貝のチェーン店レストランです。

Leon(レオン・ド・ブリュッセル)と言います。ムール貝の養殖から行っており、結構名前が知られています。ファミリーレストランのようなカジュアルなお店で、アジア人も結構いました。敷居はそんなに高くはないようです。また、値段の方もリーズナブルです。フランスには9店舗あります。

ムール貝の蒸し方が色々あるようで、「白ワイン蒸し」「カレー蒸し」をオーダーしました。蒸し方によって貝の大きさが違っていました。「カレー蒸し」の方が貝が小さかった。

その食べ方にも流儀があるようで、まず、一番初めはホークで貝から身を出して食べる。次からは、初めに食べた貝の殻を使って、貝の身を取り出します。日本では、ほとんど食べる機会がない貝ですが、う~ん、どんな味だったかな・・牡蠣でもなし、蛤でもなし微妙な触感でした。くっついて出てきたポテトフライが貝によく合っていました。

   LEON DE BRUXELLESのサイトは⇒LEON DE BRUXELLES

 いろんな旅サイトがこの店を紹介しています。⇒ALL ABOUT  Travel.jp  

地球の歩き方」にはP298に記載されています。

さて、食事の後は、明日からのパリの街見学で必須の、「地下鉄の乗り方」を教わります。まずは、自動販売機での切符の買い方、自動改札口からの入り方、出方。切符の自動販売機、お札は使えません、コインと後はカードのみです。自動販売機は2種類あって、若干、オペレーションが違います。初めのとっかかりさえ、教えて頂ければ、後は簡単。

明日は大丈夫でしょう、の筈。

ホテルに帰ってまず最初にした事。携帯電話、カメラの充電です。コンセントが日本と違うのです。アダプターを用意しなければ充電できないのです。幸い、次男がそれ持って来てくれていたので助かりました。1つのコンセントで携帯、カメラ、合わせて5台、夜中に起きて機器の交換をしたようです。

   これが、必需品なのです。