9.パリの街角その3
11月13日、さて、午後の予定。次男は「自由の女神の写真を撮らなければいけない。」と言う。その理由は分かりません。また、そこで4時30分に長男と待ち合せをしているようです。時間があるので、凱旋門を登ってから行く事にしました。
地下鉄は「LOUVRE RIVOLI」から1号線で凱旋門の下の駅、「CHARLES DE GAULLE ETOILE」駅へ。
この駅名「CHARLES DE GAULLE ETOILE」、すごく気になったので、調べて見ました。もともとETOILE広場に作られた駅だったので、ETOILE駅と言ってのが、広場の名前が1970年にCHARLES DE GAULLE広場と改名されたので、二つの名前をくっつけた駅名になったのです。
面白いですね、前の名前も残しながら名前を付けて行くなんて。日本の駅名は、「新」と言うのを付けるのが多いですよね。
凱旋門、お金を払えば上まで登れます。螺旋階段を登って行きます。(後で聞いたのですがエレベーターもあるのです。)
二人位が並んで登れるスペースがあります。従って、途中で休んでいる人を追い越して登る事ができます。
凱旋門の螺旋階段です。 |
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遠景はモンマルトルの丘です。 |
午後のエッフェル塔です。 |
シャンゼリゼ通りです。 |
シャンゼリゼ通りの延長線上、西側にあるビジネス街のビル群です。 |
凱旋門の真下にある無名戦士の墓です。 |
足がパンパンになってます。
自由の女神さんに行くには、地下鉄6号線で「CHARLES DE GAULLE ETOILE」駅から「PASSY」駅に行き、そこから歩きです。
「PASSY」駅は地上にありました。駅から、ビル・アケム橋を歩き、セーヌ川を半分渡ります。この橋のたもとからのエッフェル塔は大層、美しく見えます。
橋を半分渡った所から、「白鳥の小径」と言う川の中州の道が「自由の女神」まで続いています。距離にして1km弱ぐらいかな。石畳道が続きます。
足の裏が・・・裏が・・・へん。
白鳥の小径の始まり。右も左もセーヌ川です。 |
セーヌ川右岸。 |
セーヌ川、左岸。左岸の方にクルーズ船の発着場所がありました。 |
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白鳥の小径に入って歩くこと10分。自由の女神像がはっきりと見えて来ました。 |
パリの自由の女神です。 |
と、思っていたら・・・
次男のこの言葉。正面からの写真、撮りに行くつもりや、この男。
次の橋まで、また歩かな、前から撮られへん。
「右手に聖書持って、こっち向いてるやろ。後でも前でもどっちでもいいやんか。わしはもう次の橋までなんか行けへんで・・・」
次男は、自由の女神が立っているグルモネ橋を、右に、セーヌ川の右岸をミラボー橋へ。根性やな、この男! 「あほ~、兄貴と4時30分に自由の女神で待ち合せしたんやろ~そんなん時間、もうないで~」、後から罵りながら、ついて行きました。
自由の女神は助けてくれました。
行く、途中、女神像全体がしっかりと見える所で、この像の前部分に適当な広場がある事が判明。
「おお、そや、次の橋まで行かずとも、あの前の広場から写真撮れるで・・・」
この像はパリのアメリカ人団体からパリ市に寄贈されたものです。パリ市が、フローレンス・グールド財団の支援を受け、像の修復を行いました。 |
5時過ぎに仕事を早く切り上げてくれた長男と合流、スーパーマーケットに買出しに。今日の晩飯は長男宅で。これは、本当に有り難いのです。
モノプリ(Monoprix)と言うスーパーマーケットです。上の図中にパリにあるこのマーケットの位置が示されています。「地球の歩き方」P366には、「パリの主要な地区なら必ず見つかるといっても過言ではない大手チェーン・スーパーマーケット」と書かれています。
この写真はWIKIPEDIAから拝借したものですが、松茸と良く似たきのこ、昨日市場で売っていた「セップ茸」がありました。
いい匂いがしてます。当然、買いました。焼いて、醤油をかけて食べました。
晩飯はドライカレー、これも美味しかったです。食事を作る場所さえ確保できれば、以外とパリの味を自由に楽しめます。
楽しく、よく歩いた1日も終わりました。パリに居るのも明日1日となりました。下の画は、今日、1日、痛い・痛いと言いながらお世話になっていた靴です。これは、どう見ても、歩く、走る、靴ではないです。日本に帰ってからは、ディンギーヨットの「ハイキングブーツ」になっています。
ブランド名は「NAO」靴の裏は見ての通り、薄くて滑り止めなんか全くありません。スリッパと同じです。一体、何用の靴なんですかね??
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