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11.パリの街角その4

11月14日(木):午後

我々は成長しないと言うか、ひつこいと言うか、なんと言うか・・・パリの街に戻って、行った所がカルチェ・ラタンと、またまたノートルダム大聖堂。
サン・ジェルマン大通りとサン・ミッシェル大通りに囲まれた界隈をうろうろと。
私はパリ大学を見たかったのです。この界隈には、パリ第3大学、4大学、5大学といっぱいパリ大学があります。
時刻は
2時頃だったので、学生さんの姿はあまりみかけませんでした。


パリ大学のひとつ。

雨あがりのカルチェ・ラタン

った写真の枚数が少ないので、どの道をどう通ったか、半分以上はわかりません。グーグルストリートビューで確認をしょうとしたのですが、そこで迷子になる始末。分かりません。もう1回、行かなければ。細~い、道がいっぱいあるのです。それに、大きな目印がないのです。

 途中で次男が「お腹が痛い。トイレ・・」と言い出す。
  「お店でトイレ借りてきなよ。」
       1軒目、飛び込んで、すぐに出てくる。2軒目もすぐに出てくる。
                        出てくると言うよりは、追い出されている感じ。

 「おっさん、ほんまにやばい・・・・」
    
「なにが、おっさんやねん!!」
   
面倒臭いけど、これはどこかお店に入らなければ、こぼしよる。ピザ屋さんへ・・
      お店に入って、なにか注文しなければ、トイレを借りることは不可能です。

         ピザ屋さんにビールがありました。ワインはいっぱいあるのですが、ビールが以外と少ないのです。一休み。

次は、次男がまたノートルダム大聖堂に行くと言うので、今度はセーヌ川の上流側のアルシェベシェ橋から大聖堂へ。   大聖堂の上に登って写真を撮りたいものがあるらしい。私は下で待つ事に。

晴れたかな、と思ったら、雨が「しとしと」と降って来る。朝は雨をはじいていたコートが、段々と、はじかなくなって来てます。

待つこと30分、

「俺はもうあんな所へ登れへんで・・・、むちゃ、しんどい、せま~い階段、登るんやで。あか~ん、づかれた・・」、騒いでいます。上の写真がそのづかれた成果物です。ノートルダムの怪人達です。「地球の歩き方」P149に、「ノートルダム大聖堂の塔の上では伝説の怪物キマイラたちの像とすばらしいパリの眺めが楽しめる」と書かれています。

やはり、地図は手元に持つべきです。頭の中に入れた地図はどうも歪んでます。

次はノートルダム大聖堂の近くにある筈のステンドグラスで有名なサント・シャペル教会に行こう。私が曲がる所を一筋間違えて、シテ島の最高裁判所をぐるっとひと回り。
「道間違ってしまったよ、悪い・悪い・」
      「おおここや、入ろう。」

私が道を間違え、次男が教会を間違えた。
2つ続けて間違えると、下の写真のようになります。。。

何か、変。綺麗なステンドグラスがある筈なのに、不気味な薄暗い部屋が続きます。

全部、地下のよう、牢屋のよう。更に、不気味な蝋人形が車椅子に乗せられて動き廻っています。

「おい、ステンドグラスなんて一枚もないぞ。。。」
「ここ、サント・シャペルかあ??」

サント・シャペルではないのです。すぐ隣りのコンシェルジュリーなのです。

 

「地球の歩き方」P150には、「セーヌ川の右岸からシテ島を眺めると、とんがり屋根の3つの塔をもつ、堅固な建物が目に入る。これがコンシェルジュリーだ。フランス革命の時2600名もの貴族や革命家たちがここで最期の日々を過ごし断頭台へと引かれて行った。」

そうです、牢獄だったのです。

 

 

 

気をとりなおして、サント・シャペルへ。本当に直ぐ傍なのです。入口はどちらも人の行列が出来ているので、これでは、セーヌ川の右岸の方から来たら間違えます。
入口の列に並んでいたのですが、サント・シャペルへの入場は4時30分で打ち切り
CLOSEでした。

この教会は最高裁判所の敷地内にあることから、教会の前に来る時も、入口で手荷物検査を受けます

外から見た、サント・シャペルのステンドグラスです。中からは次回の課題としておきます。

 

 

 

 

 

 

間違って歩いた道は「ピンク」色。正しいのは「緑」色です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もうろうろと良く歩きました、ひとまずホテルに帰ろう。

帰りの道すがら、次男が、
         「おっさん、この街、変わってる。」 (ほんまに父親に向かって、おっさん、と言うのはやめ!!)
       「なにが??」
    「気、つかんか?ガソリンスタンドが1軒もない。」
  ないのです、ガソリンスタンドが。
     電気ステーションは、数回、見ました

上の写真は電気ステーションです。

パリの街のガソリンスタンドは地下にあるのです。う~ん、唸りたくなります。

 パリの街中を走っている車は、「プジョー」「ルノー」「シトロエン」とフランスメーカーがほとんどを占めています。外国車は、ほんの僅かです。ほとんど、見かけません。フランスメーカー車の中でも「プジョー」を比較的多くみかけました。

 今晩は、また長男夫婦と一緒に外で食事です。待ち合せは、8時30分に凱旋門。
   
ホテルから、次男はまたデパートへ。買い忘れたお土産があるそうな。

 

上の写真は2013年11月14日のギャラリーラファイエットの入口のディスプレイです。
何故だか分からないのですが、この写真を掲載しておけとの、次男の命令です。なんの意味があるのでしょうか、この写真??。

8時過ぎに凱旋門に到着。もう、地下鉄も慣れたものです。
   「おっさん、ちょっと、ここで待ってて。。。。兄貴が来たら、電話して・・・」と、次男は街角に消えて行く。                  不思議な動きをする奴や、しかし、こんな所に車、着けられへんで・・・ほんまに待ち合せ場所はここなんか??                        次男に電話すると、日本経由になるから高いのです。長男に電話する方が安いのです。
          いい加減な事を言うて、消える奴や・・・・段々に怒りが・・・・

9時前に長男夫婦が車で到着、凱旋門の広場の方で待ってるとの事。私はかなり怒った顔をしていたよう。今日ヴェルサイユで買った帽子をかぶっていたのに、暗い中でも分かったらしい。

 今晩は、長男が良く行っているという「La GARE」というレストランへ。日本語に訳すると、「駅」という名のレストランです。
パリに来てから、一番、広いレストランでした。
   
HPはこちらです⇒La GARE

   
店のロゴが、韓国のディスプレイメーカーのLGと良く似てます。

次男がこのレストランで食ったものです。こまめに写真、撮ってます。私はもう食べるのに集中するので、写真どころではありません。 

上の左:前菜

上の右:メイン、お魚のスズキの料理

下の右:デザートとコーヒー

 と、思います。もう、かなり忘れています。
 
私は魚ではなくて、ステーキをたのみました。何れも、大層、美味しかったです。

 さあ、楽しかったパリの旅も今宵でおわりです。

明日は、朝8時30分のタクシーでシャルル・ドゴール空港に向かう予定です。