3月29日、コメディーフランセーズを出たあとは、少しばかし疲れたお目目を癒すために、早春の
パレロワイヤルの庭へ。ここは、人も多くなく、ゆっくりと出来るのです。昨年の11月に来た時と異なり、カラフル・・モクレンの花、庭園に植栽された花が満開でした。
しかし、この日は、天気も悪く、本当に寒かったのです。
パレロワイヤルの庭です。 |
モクレンの花が満開です。 |
噴水をバックに。すこし疲れた顔をしてます。 |
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さて、今晩は長男夫婦とセーヌ川クルーズディナーの予定です。昨日、予約しました。船の出航時間は18:00、待ち合わせは船乗り場で17:30。時間があるので、オルセー美術館に向かいます。
橋のむこうに見えるのがオルセー美術館です。 |
セーヌ川沿いの露店 |
オルセー美術館に着くと、既に閉館していました。喉が渇いたので、近くのカフェへ。
上さんはミルクコーヒー、私はエスプレッソを注文して、私が先にトイレに、戻って来て上さんが交代でトイレに、私がエスプレッソを半分飲んで、ガラケーの時刻を見る。16:25と表示されてる。ガラケーの時刻プラス1時間が、ここの時刻の筈。足すと17:25。長男夫婦との船乗り場での待ち合わせ時刻は17:30。
時差ボケでぼ~っとした頭が、瞬間的に動いた。「えらいこっちゃ!!」
地階のトイレに駆け込み、上さんに、「遅刻するぞ・・船が出てしまうぞ・・」と騒いで、連れ出す。
頭がごちゃごちゃと回転してる、「地下鉄か?」「タクシーか?」
「タクシーしかない!」
セーヌ川沿いの道路に出て、タクシーに手を上げるが、なかなか止まってくれない。
そんな時、上さんが、「これで、行こう。10€で行ってくれるって。」
第3の交通手段、自転車タクシーを上さんが拾う。
「えっ、こんなんで行けるの?」
乗せられる。乗ると1人10€と吹っかけてきたので、飛び降りる。
道路の反対側で、やっとタクシーを捕まえる。
「バトウ、シルブプレ!」
「どっちのバトウ?乗り場は2ヶ所あるんだけど?」
「えっ!」
地図に印をつけた記憶があるので、旅本をめくりながら場所を探す。
「バトウ―・パリジャン。船の出航時刻は18:00なんです・・急いで!!」
「オーケ、5分で行くよ。大丈夫・・大丈夫。バトウの乗り場は2ヶ所あるから気をつけてね。もう、1ヶ所の方はむ
こうの岸側にあるから道が混むと時間がかかるよ。」
17:45頃にバトウ・パリジャンに到着。
ほっとしたのも、つかの間・・・
「船の番号は、何番?」
「えっ!なんて?そんなんわかれへん。聞いてない。真ん中で止めて!!」
真ん中で止めてもらえば、長男夫婦が見つけてくれると思ったからです。
時差ボケ、夏時間ボケの頭が結構、回転していたと思う。
タクシーの運賃は8€、10€札がなかったので、20€札を渡して、お釣りをきっちりと貰ってしまった。結構、騒いでチップもわたさず、悪いことをしたと思ってる。
真ん中で降りたのは正解。長男夫婦が直ぐに我々を見つけてくれました。着いて見ると分かりました。船がづら~っと岸壁に並んでいるのです。
「二人で乗るはめになるかと・・・・タクシー、よう乗れたな。」
「夏時間で間違った。でも、我々はいざとなったら、結構、すばしっこいんやで・・・」とか、なんとか言いながら。
私のガラケーに長男から既にメールあり。乗り場、船の番号、記載あり。今日1日、メール、見ていませんでした。
(注:パリでは、流しのタクシーは基本的にはありません。基本はタクシー乗り場での乗車です。この日はよく止まってくれたと思います。)
第3の交通手段、自転車タクシーにたよっていたら、乗り遅れていたと思います・・・うちの上さん、私がドタバタしていると、なんか変なものつかんでくるのよね。。昔しから。。。。。。
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